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生田教室 阿野講師
早稲田育英ゼミナールの講師として、多くの子どもたちと共に過ごしてきた。そして、経験を重ねるほど「教える」ことの難しさを痛感する。
定期テストを例に挙げても、テスト前・期間中・テスト後ではフォローの仕方は全く異なる。生徒一人ひとりの言葉や表情からも常にその変化を見過ごせない。
自分なりの「教える」軸はぶれないけれど、状況に応じて修正する柔軟さも必要だと思っている。
ところで、皆さんは『予習と復習の重要性』についてどのようにお考えだろうか。と言ってもここで考えたいのは“講師にとって”のそれである。
私は、講師の授業準備とフォローによって、生徒が「次に塾に来るまでの時間」の充実度を向上させることができると考えている。
講師の予習である“授業準備”は、授業のリハーサルとして毎回行う。小テストや宿題のプリントなどは手書きで作ることも多い。
こうすることで、生徒たちの小テストに対する意欲や宿題の提出率が向上したりする。
講師がかける「時間」は、生徒の「やる気」に変換されるだろう。そう信じて続けてきたことの一つである。
授業では、教科書やワークの解説を噛み砕き、生徒にとって身近な事柄で例える。そこに勉強への興味が生まれ、授業風景として記憶に刻まれる。
リハーサル通りに進まないことも多いが、それは講師にとってチャンスでもあると捉えたい。
生徒の新たな長所を発見することもあるし、苦手や思わぬミスも見えてくる。すべて次の授業の糧になるのだ。
“フォロー”としての復習は、特に時間をかけて行う。授業中、間違えた問題に「正の字」をつけるよう指導しているのだが、私自身もその問題を必ず見直すようにしている。
次週の小テストに組み込む、改めて解説をするなど、定着度に応じて方法を見極めるのが大切だが、やはり反復は勉強の王道である。必ず解き直しの機会を作るよう心掛けている。
本当に、教えることは難しく奥が深い。しかし、それゆえ計り知れないほどのやりがいがあるのだろう。私なりの思いが、皆さまの一つのきっかけとなれば幸いである。
亀戸教室 陳講師
私は小学校6年生のころ、中学受験のために集団型の学習塾に通っていました。
周りが小4や小5からすでに受験対策を始めている中で、私はスタートからかなり出遅れていました。
昔から理科が好きで将来は科学者になりたいと思っていたものの、
当時は算数が大の苦手で150点満点のテストで10点代をたたきだす始末。
分数の計算すらも満足にできない状態で、正直算数はあまり好きではありませんでした。
そんな時に、ある一人の算数の先生と出会って、私の人生は大きく変わりました。
その先生は、毎回授業のはじめと終わりに一時間ずつ無償で1:1の補習の授業をしてくださったのです。
そのおかげか、半年後には所属していたクラスで、算数だけはずっと1位を取れるようになっていました。
もちろんその頃には、数学が一番の得意科目で好きな科目になっていました。
もしあの時あの先生が私を気にかけてくださらなかったら、ひょっとしたら私は数学ができないという理由で、
理系に進めず昔からの夢だった科学者になるということをあきらめていたかもしれません。
子供のころからの夢に近づいて改めてあの先生に感謝しています。
私が早稲田育英ゼミナールの講師として着任してから、早くも1年半が経とうとしています。
初めは1回1回の授業をこなすのに必死でした。授業に慣れてきた今、自分がなぜ塾の講師になろうと思ったのか、
講師として何をしたいのかと考えたときに思うのは、生徒たちに一つでも多くの可能性を残してあげたいということです。
私は幸いにも恩師に出会い、夢をあきらめずに済みましたが、
生徒たちにも勉強面のせいで夢をあきらめるということはしてほしくありません。
そのために、私が先生としてできうる最大限のことをしていきたいと思っています。
生徒の人生の中で私がかかわれる時間はおそらくとても短いものですが、
その中で少しでも夢をかなえる貢献ができたら、いつか夢をかなえた姿を見られたら・・・そんなことが私の目標であり、
最近の夢になっています。